NBAサマーリーグってどうやったら出れるの?
NBAの登竜門と呼ばれるサマーリーグ。今年は渡邉雄太選手がブルックリン・ネッツに出場していますね。過去には川村卓也、竹内公輔、などの選手も出場していますが、残念ながらNBA契約には至っていません。その中でも唯一NBAと契約した経験のある富樫勇樹の代理人(エージェント)である、鴨志田聡さんに富樫勇樹のNBAサマーリーグに至った経緯を聞きました!実はNBAサマーリーグに出場するには代理人の力が絶対必要になってくるのです。
バスケの代理人ってそもそも何?
バスケの代理人って何するんでしょう?まだまだ日本で馴染みのないエージェントという職業ですが、アメリカのプロ選手で代理人をつけていない人はほぼいません。スポーツ大国アメリカで代理人は必須なのです。 それはなぜか?その理由を日本人初のNBA認定代理人(エージェント)で、富樫勇樹をNBAサマーリーグに参加させた経験のある鴨志田聡さんに直接お話を聞きました。
NBA/FIBA 公認代理人 鴨志田 聡
NBA/FIBA 公認代理人 鴨志田 聡 1975年生まれ。バスケットボール解説者・スポーツライター・チーム運営などで学んだ知識と経験を活かし、2010年にFIBA公認代理人ライセンスを取得。日本バスケを知る代理人として、日本に適したヘッドコーチ・選手の選定とチームへの紹介・契約交渉などを行う。2014年に日本人初となるNBA公認代理人ライセンスを取得。同2014年7月 富樫勇樹選手のNBAサマーリーグ出場をサポートし、NBAダラス・マーベリックスとの日本人2人目となるNBA契約を締結。その後にプレイするNBDLテキサス・レジェンズとの契約などもフルサポート。
Q. バスケの代理人ってどういう存在なのでしょうか?
Q. 代理人をつけるメリットはなんでしょう?
Q. 日本では代理人をつけていない選手がほとんどだと思いますが、なぜ選手は代理人をつけていないのでしょう?
Q. 代理人がいる選手はどういう部分で、代理人をつけていない選手より有利なのでしょうか?
Q.早めに次の仕事が見つかるということでしょうか?
Q.海外に挑戦したい場合、代理人はどのように助けてくれますか?
Q. 日本人選手がコネクションなしに、そのような海外チームに入れることはあるのでしょうか?
Q. 国内でプレイしている選手が、自分で海外チームとコンタクトをとってチームに入るのは可能ですか?
Q. 高校や大学から海外に行きたい場合、どうしたらいいですか? その場合も代理人にお願いしたほうがいいのでしょか?
Q. どうやったら代理人をつけられますか? 誰でも代理人をつけられるのでしょうか?
Q. 代理人側としては、どのような選手のキャリアをサポートしたいと思いますか?
代理人なしでは成り立たないNBAサマーリーグ挑戦
代理人の重要性はわかりましたでしょうか? 代理人と契約すると、チームとのコネクションやトライアウト情報が得られると同時に、チームとの契約交渉をそして選手とチームにとってできるだけ良い環境を整える手助けをしてくれます。 さらに、最も重要な選手としてのキャリアを一緒に考え、共に歩んでくれるのです。代理人がそのようなオフコートでの仕事を代わってやってくれるからこそ、選手はオンコートでのパフォーマンスに集中することが出来ます。 さらに、NBAサマーリーグに入るような有望な選手はむしろエージェントがついているのが当然。エージェントがいない=注目されていない という解釈をアメリカではされてしまうでしょう。 チームの方向性を考えて育てるのがヘッドコーチならば、選手個人の方向性を考えてキャリアを共に歩んでくれるのが代理人ですね。 次回のパート②では実際にNBAサマーリーグに入った富樫勇樹選手のケースをサンプルに、どのようにしたらNBAサマーリーグに出場出来るのかの具体的な手順についてご紹介します!
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