バスケットボールでまずマスターしたい3つのステップワークとは
この記事はこんな方におすすめ
- バスケが上手になる効率の良い方法が知りたい
- スピードのあるバスケをしたい
- 方向転換が鈍い
- シュートが上手になりたい
バスケをする上でフットワーク/ステップワークは非常に重要で、これが出来ないとドタバタした動きになったり、急に方向転換が出来なかったりと不利な事ばかり。でもどのステップワークをまずはマスターしたらいいか迷いませんか? 全てはファンダメンタル。基礎。究極、基礎だけで全国レベルの選手になることは可能です。100Mのスプリンターが直線に走る動作を一生練習し続けても終わりがないように、バスケも基礎を追求すれば終わりがありません。限られた時間の中で必要な技術に絞って徹底的にレベルを上げていきましょう。
ほとんどのバスケの動きに関わってくるこれらの3つのステップワークのクオリティを追求しましょう。今回はその中でもジャブステップを取り上げたいと思います。
ジャブステップ
ピボットターン
ローディングステップ(トリガーステップ)
ジャブステップはバスケが上手になる近道

ドライブの一歩目が速くなる
ジュブステップを丁寧に綺麗なフォームで行うと、加速に適した体勢になります。スピードを出すための上半身のアングル、肩の位置、シンアングル(スネの角度)、それらを合理的に練習して理にかなった動作を練習することで、ドライブのスピードが上がるわけです。陸上選手がスタートの練習を繰り返すように、バスケットボールのプレーヤーもスタートのフォームを練習しないといけないわけですが、それこそがジャブステップというわけです。スタートが速い=ドライブの一歩目が速くなりますね。
ドライブからのストップ動作のキレが良くなる
実はジャブステップ、ステップの動作の練習になります。足を前に出す時に毎回ピタッと止まりますよね 。その時の姿勢もとても大事なのですが、そこがちゃんと出来ていれば毎回止まる動作のトレーニングになっているので、結果的にドライブからの急激なストップなどに耐えれる体を作っていることになります。
クロスオーバー等の方向転換が速くなる
スタートとストップの質が上がるということは、方向転換のキレやスピードがアップします。なぜか? それは、スピードを一度ゼロ(ストップ/減速)にしたところから、方向を変えてスピードを出す(スタート/加速)という一連の動作が方向転換だからです。
方向転換はスタートとストップをいかにスムーズに短時間で行うかがポイントなので、その両方を同時に練習しているジャブステップは自然と方向転換の練習をしていることなりますね。前後左右斜、全方向へのスタート&ストップを練習すれば様々な方向転換に対応出来るようになり、クロスオーバー、ステップバック、パンチストップ、ユーロステップなどの様々なステップワークがレベルアップします。
シュートの土台が出来る
ジャブステップはシュートが打てる体勢のままで練習します。トップレベルになればなるほど、ドライブの姿勢からのシュートへの移行がスムーズで、それはドライブの姿勢がシュートに入る直前のジャンプの体勢とほぼ同じだからです。ジャブをシュートが出来る姿勢で練習しておけば、ジャブを練習しながらシュートの土台の練習をしていることになるので、安定したジャンプシュートの練習になります。
ジャブステップを練習するだけで、こんなにも色々な能力がアップするならとっても効率が良いと思いませんか?
ジャブステップの確認ポイント
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1 自分のベース内に上半身をおさめる
画像のようにジャブした時に頭が自分のベースシリンダーから大きく出ないように心がけます。
シリンダーから大きく出てしまうと、前方に倒れる力が強くなりストップがとても難しくなります。
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2 上半身とスネのアングルを平行に近づける
完璧には難しいのでアバウトでいいです。上半身とスネの角度が平行になるよう心がけてみて下さい。
体の倒しすぎや倒さなさすぎを防止することが出来る上に、効率の良い動作が出来ているかどうかの
チェックが簡単に出来ます。
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3 詳しくは動画でチェック
もっと詳しく説明が聞きたい方は、YOUTUBEにクリニックの様子を載せていますのでそちらからご覧ください。
ジャブの上手いおすすめ選手
NBAであれば、特にジャブステップが上手な選手はカーメロ・アンソニー。 極めればジャブステップからのプルアップジャンパーだけでこれだけ出来るんですね。
鋭いジャブ、そしてそこからのジャンプシュートは芸術的だと思います。是非、参考にしてイメージトレーニングをしてみて下さい。
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