こんな方におすすめ
- スキルトレーナー/コーチと監督の違いは知っている
- スキルトレーニングを受けたことがある
- でもどんなコーチが自分に合っているのかわからない
以前、スキルコーチは監督とはどのように違って、どのような事を教えてくれるのか?について触れました。もしまだスキルコーチについてあまり御存知でない方は過去記事を読んでみて下さい。

スキルコーチってどうやって選んだらいいの?
日本ではコーチをプレーヤーが選ぶという感覚はまだまだ浸透していないのかもしれません。しかし、アメリカでは自分に合うコーチを探し回り、クラブチームを転々としたりプライベートコーチを何回も変えるなんて当たり前。プレーヤーが自分にとって『成長を助けてくれる』コーチを選ぶ権利があります。日本ではまだまだスキルコーチの数も少なく、スキルコーチの良し悪しもまだわからないのが現状。なぜなら数が少ないので、比べる対象もなく、良いか悪いかなんて親も子供もプレーヤーも誰もわからないからです。
しかしアメリカには数え切れない程のスキルコーチがいるだけあって良いコーチや悪いコーチの区別がつくようになってきます。そこで、今回は皆さんに日本でどのような条件を揃えたスキルコーチが良いスキルコーチなのかを紹介しますので参考になればと思います。
良いスキルコーチの特徴 vs. 悪いコーチの特徴
良いスキルコーチの特徴ってどういう特徴があるのでしょうか?リストアップしていきましょう。

geralt / Pixabay
- 練習やトレーニングの指導中にしっかりと選手を見ている
- 選手の事を真剣に考え、相談や話し合いにしっかりと応じてくれる
- トレーニングの金額が安すぎない
- スキルコーチ自身がしっかりとデモンストレーションが出来る
- 常にスキルコーチが新しい知識を追い求めて向上心がある
- 指導が感情任せではなく、冷静である
- コーチング哲学をしっかりと持っていてそれが理に叶っている
- 一つ一つのドリルを、何故練習しているのかを明確に説明が出来る
- 自分以外にもいいコーチは沢山いることを認めている
- 同業者とのいがみ合いがなく、お互いを尊重する姿勢を持っている
- 選手が別のコーチのもとにいっても堂々としている
- 自分のコーチングに自信があるが謙虚である
こちらはもう言わなくてもわかりますよね。良いコーチの特徴の反対が基本的には悪い特徴です。例えば、
選手の相談にあまり乗ってくれない
トレーニングの金額が安すぎる or あまりに高額
コーチ自身がデモンストレーションが下手
向上心がなくバスケットボールを勉強している感じがしない
選手が何かできないとすぐ怒る
深いコーチング哲学がなく、動画から拾ってきたような事をそのままやっている
何故練習するのかを明確に説明することができない
自分以外のコーチは良くないと思っている
同業者と揉める
選手が別のコーチやチームにいくことを嫌がる
自分のコーチングに自信がない or ありすぎて自分の落ち度を疑わない
あなたのスキルコーチはどんな人?
如何でしょうか?あなたが今教えてもらっているスキルコーチはどんな人ですか? 上記の条件に当てはまっているでしょうか? SNSなどを見ているとたまに『何だこれは?』と思うようなものから『おおお それはいいドリルだ』と思うものまで様々です。日本ではスキルコーチ/トレーナーはまだまだ発展途上です。これからどんどん外部コーチやスキルコーチが増えて来ると思いますが、プレーヤーやプレーヤーの保護者の方がしっかりと良いコーチを見極めないと変な癖がついてしまって大変なので気をつけて下さい。
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