ウォーリアーズが優勝する為に徹底したこと

バスケットボールコート

スキルコーチのYutaです!

 

GSW (ゴールデンステイト・ウォーリアーズ)が
優勝しましたね!

 

私はウォーリアーズのチーム&IQバスケが
大好きなのでとても嬉しいです。

 

でもしかし、ボストンも強かったですね!
両チームともDFがとても上手で

 

そのせいか
お互いターンオーバーだらけ。

 

そんな白熱したNBAファイナルは
GSWの優勝で幕を閉じました。

 

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さて、今回ウォーリアーズは
優勝するために徹底したことがあるそうです。

ちなみにソースはこちらのブログ

 

予防する方が治療よりもベター

ウォーリアーズはシーズンを通して
『予防』を徹底することを

 

DFルールとして決めていました。

 

つまり

 

対戦相手が効率良くスコアできる
シチュエーションに陥らないよう『予防』する。

 

DFを崩されて傷ついて穴があいたDFを
治そうと『治療』するよりも

 

徹底的に傷ができる前に『予防』しよう
ということです。

 

例えば相手がリング方向へドライブして

ペイントタッチ(ペイントエリア内に侵入)
する事を未然に防ぐ。

 

両足がペイントエリア内に侵入する
驚異を可能な限り減らすことで

 

DFのローテーションを
最小限にしようという試みなのです。

 

複雑なローテーションであればあるほど
ミスが起こる可能性が増えたり

 

クローズアウトの距離が長くなって
シュートチェックが遅れたりします。

 

だからこそまずはペイントタッチをさせない。
結果DFのローテーションが少なくなる。

 

レギュラーシーズン中、
セルティックスは27.7%のシュートアテンプトが

 

リング周りだったそうです。

 

この数字はリーグ2位です。
簡単にいうと中を攻めるのが得意なチーム。

 

サイズがあまりないウォーリアーズは
シーズン中のブロックが1試合平均 4.5ブロック。

 

それはリーグ18位で決して
高い数字ではありません。

 

ゴール下の守備力に
不安があるのです。

 

だからこそペイント内への侵入を
未然に防ぎ、リング周りでのリスクを

 

減らす予防策を遂行したわけです。

 

ボールマンの得意なドライブをさせない

 

ボールマンのドライブを予め

止めることが出来ればペイント侵入を防ぎ

 

自分たちの弱みであるリング周りでの

DFが相手にとって有利になることはありません。

 

だからこそボールマンを抑え込む事を

徹底していたそうです。

 

そのためには

 

  • ジェイレン・ブラウン
  • ジェイソン・テイタム

の二人は

できるだけ左にいかせる

 

まずは左にいかせることで

最後までドライブが出来なかったり

フィニッシュが出来ない。

 

さらにもう一つの狙いは

左ドライブのときに良い判断ができないという

特徴がありました。

 

つまり、彼らの影響力がグッと落ちる。

結果、DFが有利なままでいられるわけですね。

 

先読みDF:あえてミスマッチでスタートする

実はカリーがセンターを
マークするシーンがありました。

 

これは何故かというと
次のプレイでピック&ロールで

 

攻めてくるのがわかっていたから。

 

つまり、ボストンは
ピック&ロールでミスマッチを作るはずが

 

すでにカリーとセンターのミスマッチが
出来ている状態からスタートしているので

 

結果としてカリーはプレイに絡むことなく
ウイング付近で行われたピック&ロールは

 

サイズのあるポーターとウィギンズが
難なくスイッチするだけですむ

 

ピック&ロールで生まれるはずだった
ミスマッチは出来なかったというわけです。

 

これを『プレスイッチ』といいます。
前もってスイッチしておくという意味です。

 

 

予防に予防を重ねた結果

セルティックスの得意なリング周りの
シュートはレギュラーシーズン27.7%から

 

GAME5では13%まで抑え込まれ
ファイナル5ゲームの平均は18.9%でした。

 

つまり、

 

ボストンが得意だった中攻めは
完全に封じられてしまったのです。

 

他にも数多くの策があったと
思いますが私がみつけたソースから

 

皆さんにお伝えしたかった部分のみ
要約&翻訳してここに書きました。

 

皆さんも『予防』策を
練ってみるのは如何でしょう?

 

 

 

ゼロから積み上げるオンラインバスケ塾

 


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Yuta

日本生まれアメリカ育ち。 ストレングスコーチの経験を経て現在スキルコーチ。 #スキルIQ と#スキルクオリティをテーマに 選手とスキルコーチの育成をします。

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